皆様に親しんで頂いております「中沢万里子ピアノ・スペース」は、今年、24年目を迎えます。沢山の方達のあたたかいお気持に支えられて続けてまいりましたこの年月を振り返りますと、その貴重な経験はもとより、様々な尽きぬ思い出に今さらのように感慨無量の思いがいたします。 また、昨年11月には、第13回リサイタルを開催、おかげ様で多くの方達に聴いて頂くことができました。その成果を、さらに次のステップに繋げていくことができますのを、大変、幸せに感じております。あらためて、深い感謝の念をこめて、御礼申し上げます。 さて、この2009年より、「ピアノ・スペース」は舞台を原宿から日比谷に移すことになりました。風薫る5月を皮切りに、装いを新たにし、午後のひとときをピアノ三昧に浸って頂きたいと、皆様をお待ち致しております。 今回のプログラムには、久しぶりに、ブラームスとラヴェルが登場いたします。5月は、心に染み入るブラームス晩年の小品集。9月には、きらめくピアニズムと怪奇な幻想に満ちたラヴェルの「夜のガスパール」。加えて、ベートーヴェン、シューマン、モーツァルト、ショパンなど、名曲が揃って顔を見せます。 皆様に、数々のピアノ音楽の魅力を堪能して頂けることを願い、一層、精進してまいりたいと思います。 どうぞ、「ピアノ・スペース」を、末ながくよろしくお願い申し上げます。