大司宣子 Noriko Oji

*いつくしむとき 大司宣子ピアノコンサート* 
2008年9月6日(土)19:00 開演 会場アコスタディオ
終了いたしました。ご来場ありがとうございました。
■自由席3,300円 ジュニア2,000円(中学生以下)
ご予約とお問合せ:シド03(3465)6115
会場:アコスタディオ
(原宿駅下車 竹下口より徒歩2分 代々木ゼミナールそば)
■主催:シド音楽企画 03-3465-6115 
E-mail:ticket@sido-music.com 

 1993年より スタートしました”いつくしむとき” 
 振り返りますと、皆さまとの繋がりなくして今日はあり得ないことを、あらためて思います。私の音楽の歩みに、いつも皆さまの支えがありました。終演後、声をかけて下さった時の笑顔、毎回頂くお手紙の中の暖かいお言葉、皆さまから頂いたお心は数えきれません。この上ない幸せに、深く感謝しております。 
 音楽の持つ底知れない力の前に、身をかがめつつも、音楽が私自身に与えてくれる光や希望を、照り返すことができればと、思うこの頃です。
  
 今回のプログラムは、大好きなベートーヴェンのソナタ、そしてバッハのシャコンヌに加えて、数多あるピアノ作品の中で旅をしたいと、いくつかの国に思いを馳せ、選びました。スペイン、北欧フィンランド、ジャズ発祥のアメリカ、そして北の大地ロシアとかけ足で、めぐってみたいと思います。
 今まで変わることのないご支援を賜った皆さまと共に、旅ができればと、9月を心待ちにいたしております。
 日常の手足をひととき休めて、音楽の果てのない魅力を皆さまに味わって頂ける夕べとなりますよう、たゆまぬ日々でありたいと思います。
  
 どうぞよろしくお願い申し上げます。
                      2008年7月 大司宣子
            
プログラム
 
■ベートーヴェン:ピアノソナタ 第14番 嬰ハ短調 Op.27-2 「月光」 
Beethoven:Piano Sonata No.14 cis-moll Op.27-2 “Moonlight”
■グラナドス:スペイン舞曲 Op.37 より 
Granados:Danzas espanolas, Op.37
          オリエンタル
          Oriental
          アンダルーサ
          Andaluza
■シベリウス:「樹」の組曲 Op.75 より 樅の木 
Sibelius:The trees, Op.75 The spruce-pine
■シベリウス:ロマンティックな情景 Op.101-5 
Sibelius:Scene romantique Op.101-5
■ガーシュウィン:アイ・ガット・リズム          
Gershwin:I got rhythm
■ガーシュウィン:前奏曲 より 2.嬰ハ短調
Gershwin:Preludes 2.cis-moll
■ラフマニノフ:10の前奏曲 Op.23 より 
Rachmaninoff:10 Prelude Op.23
          2.変ロ長調 
          2.B-dur
■J.S.バッハ=ブゾーニ:シャコンヌ ニ短調 BWV1004  
J.S.Bach =Busoni :Chaconne d-moll BWV1004

生きてきた証し     音楽ジャーナリスト 富永壮彦 (昨年度プログラムより)

 「いつくしむとき」が15年目を迎えた。「音楽する歓び、音楽を聴く楽しさを一人でも多くの方に味わって頂きたい」という大司さんの思いで始まったシリーズである。
 5年たった時、大司さんはこう言っている。「何よりも音楽の深さを益々知らされる年月でした。きっと音楽の中に詰まっているものは、一生かかっても掘り起こしきれないのでしょう」。この謙虚さにうなずき、「いつくしむとき」を一生の仕事と思いはじめているな、と思った。
 そして10年目ー。「日毎の進歩などとは程遠く10年が1日の様であったかもしれません。音楽という目に見えない形のないものを通して“伝える”ことの広がり、深さを知る入口に一歩近づいた様に思えますこの頃です」。この言葉に作曲家の心に向かって地道に歩む大司さんの人生を感じた。
 15回目も間近の昨年、大司さんは「いつくしむとき」について「少し大げさな言い方をしますと、私の生きてきた証しの一つと言えるかもしれません」と語っている。「いつくしむとき」を続けながら、大司さんは、人間の生き方について考えてきたのだろう。
 今夜の曲目の最初に出てくるバッハの、いつも身近にあった楽器はオルガンだった。ほぼ生涯にわたってオルガン曲の作曲を続けた。大司さんの身近の楽器はピアノ。ピアノと共に音楽を、そして人生を考え続け、「いつくしむとき」と一緒に歩み、今日に至った。確かに生きてきた証しである。
 ベートーヴェンの“魂”、シューベルトの“心の歌”を間に挟んで、最後にブラームスの晩年の作品。ここには、うらやましく思うくらい穏やかな境地がある。確かに歩みながら、こういうところへ向かう人生であってくれればな、と聴くたびに思う。
 考えてみれば、一つの人生を語りかけてくるようなプログラム。そこに大司さんの気配も感じる。


■主催:シド音楽企画 03-3465-6115 E-mail:ticket@sido-music.com

大司宣子出演のコンサート案内 

■いつくしむとき 大司宣子ピアノコンサート
    2009年9月 アコスタディオ予定

ある日の大司宣子…
娘へ

「片思いでも誰かを好きだなあと思っている時が一番楽しい」とぽつり娘が言った。 
なるほど彼女らしい言葉だなあと思う。
そりゃあ、自分の中の思いだけを育てている時が楽に決まっている。
でもねえ、愛する、愛していくしんどさも味わって欲しいと親は思う。
自分の心の容量なんて風船のように簡単に膨らむものではない。
ってことは、心の中の自分をちっちゃくしないと、他の人の入る余地は無い。
自分をちっちゃくする事は、あなたにとっても私にとっても大変なこと。
でもちっちゃくしていく経験、それが愛していくことだと思う・・・

2005年8月

喜びがもたらすものは

“いつもハッピーな気持ちで歌いたい”と歌手サラ・ブライトンは話していました。
私達日本人が日常“ハッピー”と使うのは、少し意を異にするのではないかと思います。
小さなことにも喜びを感じられる。受け入れ難いと思えることにも喜びを見い出せる。
これこそハッピーな気持ちのあらわれだと思うのです。そんなハッピーな気持ちが表
すものは、恐らく周りの人にも何か伝わるのでしょう。  
ライブはとくに送り手と受け手が同じ空間の中で直接交信する瞬間があります。
2度とない同じ瞬間、かけがえのない時を目指したいと思います。  
日々、今の自分を受け入れながら… 

2002年3月

Artist Plazaへ戻る


Copyright 1999 Sido Music Planning Co.,Ltd. All rights reserved.